看護師の転職の面接対策志望動機・履歴書の書き方

今や看護師だけが利用できる専門の看護師転職サイトができているほどですので、評判の良い看護師求人サイトを選んで登録することによって、転職の際に必要となってくるであろう面接サポートを受けることが可能になっています。

一人で転職先探しをするのは大変ですが、コンサルティングやエージェントと呼ばれる支援を専門に行う人がそばにいてくれれば、相談に乗ってくれるのは勿論のこと、どのような面接をすれば、思い通りの転職が叶うのかというアドバイスもしてくれるはずです。

これまで入院病棟のある規模の大きな病院に勤務してきたという看護師なら、ある程度入院病棟で経験を積み、さらには外来診療にも携わってきたかもしれません。

しかし、もし違う診療科目に配属されたと考えたなら、そうした状況でも対応できる志望動機であれば、後顧の憂いはありません。

たとえば、さらなるキャリアアップを目指して急性期医療を行う病院への転職を志すとしたら、そのための志望動機をはっきりと自分の言葉にして履歴書に書くことが重要となってきます。

急性期医療の現場ではICUを有する集中治療室での処置を行ったり、高度救命救急センターで救急搬送されてきた人に対応する他、災害時には被災地へ行って迅速に看護にあたらなければなりません。

つまり、じっくり考えて何をすべきか選択するのではなく、一瞬の判断で決めていかないといけないという過酷な医療現場です。

そんな急性期医療を手掛ける病院へあえて転職し、自分のキャリアを試したいというのであれば、志望動機と履歴書の書き方は、コンサルティングやエージェントにぜひとも例文を教えてもらい、その例文をもとにして自分の経験に沿うようにリライトしていくのがよいでしょう。

これまでの勤務経験は看護師によって異なりますので、比較的救急搬送が多く、病棟が広かったために病床もたくさんあるところで働いていたという人であれば、急性期医療を手掛ける医療機関としては頼もしい人材になりそうです。

急性期医療を目指す場合の例文としては、どんな病状の患者にも対応できるように、よりいっそう看護スキルを磨きたいという点を強調するのがベストです。

通常、配属された診療科のことは詳しくなりますが、それ以外の診療科については看護学校で学んだ知識しかありません。

志望動機には、どんな患者が運ばれてくるかわからない診療科であることをまず指摘したうえで、それでも自分の持っている知識をフルに発揮して対応できる看護師になるための転職がしたいというところを強調するのが、もっとも効果的な方法だと考えられます。

有資格者の看護師であっても、やりがいがあって待遇が良い勤務先に採用してもらうためには面接対策が必須です。

看護学校や大学を卒業したばかりの新人ではやる気を評価してもらえますが、転職活動をしている場合にはよくある質問に正しく返答しなければいけません。

患者の命を預かる医療機関で聞かれる内容はほぼ決まっているので、予め返答を考えておくのがポイントです。

当日に履歴書と職務経歴書を提出するパターンもあるため、念のためにビジネスマナーを守った書き方の書類を封筒に入れて持参しておきましょう。

人間性のチェックとして小論文を書かされる場合もよく見られるので、看護師専門の転職サイトで一通りの対策をしておくことをお勧めします。

必ず聞かれる質問としては、なぜこの病院を選んだのかという根本的なことです。

病院の理念に共感した等のここでしか実現できないことを述べるのが正解で、逆にどこでも良いと言ってしまったらその時点で合格ラインから遠ざかってしまいます。

転職サイトのコンサルタントに相談すれば、面接で高評価をもらえるコツを教えてくれるので助かります。

数多くの医療機関の中からわざわざ選んだ理由は、そのまま自分がやりたいことに直結します。

何をやりたいのかという質問があったら、いかに自分が役に立つのかをアピールする時間です。

転職活動では自分のこれまでの業務経験を簡潔に述べながら、将来的にどうしたいのかを具体的に説明しましょう。

雇う側にとって魅力がある将来のビジョンであるほど、採用される可能性が高まります。

インシデントの経験を聞かれても、自分が再発防止として工夫した内容を説明することで優秀な看護師という印象を与えられます。

面接で転職する理由を質問されたら、慎重に返答することが重要です。事実であっても前の職場を悪く言うのは厳禁で、あくまで自ら新しい領域にチャレンジしていく等のポジティブな内容にすることを心がけましょう。

2022年4月17日

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